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モデルハウスおよび事務所
東京都町田市相原町597-39
有限会社あずみ設計事務所
042−770−2249






 大工さんと論争した経験があります。

大工さん「露出した床下の地面があればこそ土台などの木材は適度な湿気を維持できるので長持ちするんだ」

私「いや木材の敵は湿気そのものであるので地面はプラスチックシートなどで完全に覆うのが良いんだ」
この論争は当時の二人だけでは決着が付きませんでした。しかしその後の工法はプラスチックシートを敷き詰めてその上にコンクリートで抑える工法に変化しています。

事実上地面との遮断が湿気対策上は良いとの結論が出たのです。
 湿気が木材の一番の大敵、つぎに白蟻であることは現在では一般的な常識になっています。

 そんな時代もあったのです。わずか30年前の大工さんの認識はこのようなものでした。
お施主さんはこの大工さんの言うことを完全に信用されていました。木造の建築に対する旧弊な知識や誤解には驚くばかりです。そして過信されています。これは通し柱にも言えることです。軸組み工法が完全には解析されていないこと、その研究者が少ないことで意外にも構造力学の書籍が少ないのです。ピン構造とラーメン構造の違いとかモデル例の応力の計算方法はあるのですが全体での構造計算となると、案外に全体で壁量が有ればよいとおおまかなものなのです。とくに2階建てまでの木造にはそうなっています。
そして古い神社仏閣の寿命が長くて古来の軸組み工法に過剰で間違った常識があるのです。神社仏閣の柱の太さと現在の住宅に使用される柱とを比較して考えてください。まるで違う構造です。